腱鞘炎の症状や原因を徹底解説!
手首や指に痛みや違和感がある場合、もしかするとそれは「腱鞘炎」かもしれません。腱鞘炎は、パソコン作業やスマホ操作、楽器の演奏やスポーツなど、日常生活のさまざまな動作によって起こりやすく、放置すると慢性化しやすい症状です。
多くの方にとって、痛みや不自由さを感じて初めて気づくのが手指や手首の重要さではないでしょうか?
本記事では、腱鞘炎の原因や症状、さらには進行によって現れる「ばね指」と呼ばれる症状、また予防や治療のポイントについて詳しく解説します。腱鞘炎に関する知識を深め、適切な対策を取るためにぜひご一読ください。
腱鞘炎とは?その原因と症状について
腱鞘炎(けんしょうえん)は、日常の何気ない動作や仕事によって、手首や指に痛みが生じる病気です。キーボードの使用や楽器の演奏、スポーツの練習などで手を酷使することで発症することが多く、「指や手首の動きがうまくいかない」といった症状が現れます。
「腱鞘炎」の主な原因には、腱が通る「腱鞘」と呼ばれるトンネル状の組織が繰り返し擦れることで炎症が起こり、腫れや痛みが生じることが挙げられます。腱鞘炎は手指や手首だけでなく、肩や腕にも影響を及ぼし、特に日常生活や仕事に支障をきたすことが多いのが特徴です。
腱鞘炎の主な原因
腱鞘炎の発症にはいくつかの要因があります:
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繰り返しの動作
パソコン作業やスマホの操作、ピアノなどの楽器演奏で手指を頻繁に使うことで、腱鞘に負荷がかかります。 -
スポーツ活動
テニスやバレーボールなどのスポーツで手や肩を多用すると、炎症が起きやすくなります。 -
加齢
年齢を重ねることで腱や腱鞘が弱くなり、炎症が起きやすくなります。 -
ホルモンバランス
更年期や妊娠・出産に伴うホルモン変化が腱鞘炎を引き起こすこともあります。 -
健康状態
糖尿病やリウマチなどの病気によっても、腱鞘炎が発症しやすくなります。
腱鞘炎の症状
腱鞘炎になると、指や手首に次のような症状が見られます:
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痛みと腫れ
手首や指に痛みを感じ、腫れや発赤が起こることがあります。 -
こわばりとしびれ
炎症が進むと、指を動かす際に引っかかりが生じ、「ばね指」と呼ばれる症状が発生することもあります。 -
日常動作への支障
物をつかむ、ひねるといった動作が難しくなり、ペットボトルのキャップが開けられない、ドアノブを回すことが困難になるなど、日常生活にも影響が出てきます。
腱鞘炎の進行による「ばね指」の症状
腱鞘炎が進行すると、腱が腫れた状態で腱鞘を通る際に引っ掛かりが生じ、指が「カクン」と跳ね上がることがあります。この状態は「ばね指」と呼ばれ、中年以降の女性に多く見られる症状です。糖尿病の方は、ばね指の発症リスクが高いため、特に注意が必要です。
腱鞘炎は腕や肩にも影響を与える
腱鞘炎は手指だけでなく、肩や腕にも起こる場合があります。腕を動かすと肩前方に痛みが走り、肩の腱鞘炎(上腕二頭筋腱鞘炎)として現れることもあります。このタイプの腱鞘炎は、特に野球やテニスといった腕を大きく振り上げるスポーツで発症しやすいのが特徴です。慢性化すると、さらなる痛みや腱の損傷につながるため、早期に対策を取ることが大切です。
腱鞘炎の治療と予防
腱鞘炎が疑われる場合は、早めに整形外科などを受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。MRIや超音波検査が有効で、治療法には物理療法、リハビリ、筋肉をほぐすマッサージなどが用いられます。
日頃の対策としては、作業中の手首や指の休憩を取ること、また腱を無理に使いすぎないように意識することが大切です。さらに、ストレッチや軽い運動を日常生活に取り入れて、腱の柔軟性を保つと予防に効果的です。
まとめ
腱鞘炎は手指を酷使する現代社会において、非常に一般的な症状です。手指は複雑で精密な動きを支える大切な器官であり、何か不調を感じたら早めにケアを行うことが重要です。手指の違和感や痛みを放置せず、早期に対策を講じることで、腱鞘炎を予防し、健康的な日常生活を取り戻しましょう。
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