腰痛は生活していく中で何度も聞いたことのある症状だと思います。
ですが、腰痛になる原因や症状など、詳しいことはあまり知らない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そういった方のために腰痛に関する情報を、一挙にまとめてご紹介します。
僕は、厚生労働省が管轄する柔道整復師という資格を所有し、年間1万人以上の患者様を施術してきました。
ここでは、そこでの知見をもとに様々な健康情報を発信しています。
今回はそんな僕が、
腰痛の原因や症状、どんな人がなりやすいのかなど完全網羅でお届けしますので、是非参考にしていただければと思います。
腰痛は多くの場合、腰部の筋肉や骨、椎間板や神経から引き起こされます。
以下に腰痛の主な原因を紹介します。
腰痛の原因
筋肉の問題
腰部の筋肉が緊張して硬くなることによって
また、
骨の問題
腰椎骨折(腰の背骨)、椎間板ヘルニア(神経を圧迫)、脊柱管狭窄症(神経の通り道が狭くなる)など、骨に関する問題が原因となることがあります。
日常生活での日々の負担によって、
そうなることで、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症になりやすくなり、腰痛につながることがあります。
また、尻餅をついた衝撃などにより、腰椎が骨折し腰部に痛みを生じることもあります。
神経の問題
坐骨神経痛(お尻から爪先にかけての神経)や臀皮神経(腰からお尻にかけての神経)など、神経の問題が原因となることがあります。
神経自体に圧迫がかかると、神経伝達が妨げられ痛みを感じるようになります。
神経は周囲の組織に覆われているため、その周囲の組織が炎症を起こすと、神経にも痛みを感じる刺激が与えられます。
生活習慣の問題
運動不足や過度な運動、肥満、ストレスなど、生活習慣によっても腰痛が引き起こされることもあります。
運動不足での血流不足や、過度な運動による負担の蓄積によって、痛みを引き起こします。
また、肥満は
どんな人に腰痛が出やすいのか
高齢者
加齢に伴い、腰部の筋肉や骨が弱くなります。
腰部の筋肉が弱くなることによって、正しい姿勢を維持することが困難になり、腰痛を引き起こすことが多くなります。
肥満
体重が増えることによって、
脂肪は体の前面につきやすく、重心が前にかかりやすくなるので、
運動不足
運動不足によって、筋肉が弱くなり腰痛を引き起こすことがあります。
運動をしていない筋肉は日頃の姿勢で固まっており、栄養不足や酸素不足になっている筋肉が多いです。
栄養がいかなくなった筋肉は、
過剰な運動
過度な運動をすることで筋肉が痛くなるのは、筋肉が収縮(縮まる)を繰り返し、微小な損傷が生じて炎症が起こるからです。
継続的な収縮や高負荷の運動は、筋肉内のタンパク質を破壊し筋肉外に放出されます。
筋肉が胃に放出されたタンパク質は、免疫系に認識されて痛みとして感じるようになります。
また、あまり動いていないつもりでも、背骨に歪みがある場合は左右にかかる負担が違い、筋肉を痛めることがあります。
ストレス
ストレスを感じることによって、ストレスホルモンであるアドレナリンやノルアドレナリンというホルモンが分泌され、交感神経が活発になります。
長期間にわたってストレスを感じると、筋肉の硬さから血液がうまく巡らなくなり、栄養不足や酸素不足といった状態に陥ります。
筋肉の伸長性が低下した状態だと、筋肉や関節に負担がかかりやすく痛みを引き起こすことがあります。
腰痛の予防
腰痛を予防するためには、以下のような方法があります。
姿勢
正しい姿勢で座る、立つ、歩くことで、腰部にかかる負担を減らすことができます。
座る際は肘を曲げてキーボードを体に近づけたり、腰を立てて座ることが大切です。
また、足を組んだ姿勢は、背骨を歪める原因になったり、血流を妨げますので気をつけましょう。
歩く時は、腕を前に振るのではなく、後ろに引く意識を持つと姿勢が良くなり、歩いても疲れづらくなります。
睡眠環境
寝る際には、硬めのマットレスや中反発枕を使用し、適切な寝姿勢を保つことが重要です。
特に低反発の寝具を使うと、骨盤が沈み腰痛が生じやすくなります。
ストレス管理
ストレスをためないようにすることで、筋肉の緊張を緩和し腰痛を予防することができます。
日々のストレス管理をしっかりとしましょう。
ダイエット
適正な体重を維持することで、
しっかりと体重管理をすることで、痛みの予防につながります。
まとめ
最後までご覧になっていただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
以上のように、腰痛は多くの人が経験する問題の一つであり、原因や症状も様々です。
腰痛を予防するには、適度な運動やストレス管理、適切な姿勢や睡眠環境の確保が重要です。
このブログでは、今後も健康に関する記事を発信していきます。
少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。
次回の更新もお楽しみに!